地震というわけではありませんが、部屋がずっと揺れている時期がありました。
近所で工事をしているわけでもないのに、ずっと床が細かく振動している。夜には大きな揺れで目が覚める。
ガタガタっとベッドが揺れて地震か!と飛び起きて、すぐにスマホチェックするけれど地震速報なんて全然出ていない。
当時住んでいた家でだけ起きた現象だったので、土地に何か問題があったのかもしれません。
ポルターガイストだったんでしょうか。
怖いというより、ただ不思議でした。本当の地震じゃないとわかってからは揺れを楽しむくらいだったので、実際に大きな地震が来た時のほうがずっと怖かったです。
不思議体験よりも、現実の体験のほうが恐ろしいという一例ですね。
さて、大地震の夢の話です。
大地震の夢の基本的な意味
地震の夢は基本的に「大きな変動」を示しています。
長い時間をかけてため込まれていたエネルギーが大きく動くことを意味していますので、ささやかな状況の変化や心境の変化といった軽いものではないでしょう。
圧倒的なエネルギーにより、大きくダイナミックに環境や心の在り方が変わる事を暗示しています。
例えば、地震で家が壊れてしまう夢は、家族になにか大きなトラブルが起きる前兆です。
でも大地震の夢となると、家族のうち一人だけの問題というよりも家族全体で対応していかなくてはならないトラブルの予兆となります。
影響が大きいため、思い切った判断が必要になるかもしれません。
地震の夢でさえ大きな変化を暗示するのに、さらに「大」がつく地震の夢ですから、基本的に影響範囲は大きなものなります。
自分一人ではなく、家族全体や所属する集団(学校・職場・サークルなど)全体に影響するような変動が起きる可能性が高い夢です。
また、地震の夢は凶意が強いため、変動の内容は良くない事であることが多いです。
もしかすると、突然会社が倒産するかもしれません。働きづめの大黒柱が倒れるかもしれません。大病や生死にかかわる問題が起きてくる可能性もあります。
こう聞くと恐ろしく思うかもしれませんが、必ずしも悪い結果を意味するわけではありません。夢をみた時の環境や心の状態によっては、逆に吉兆となる場合もあるのです。
余裕のある生活をしている人にとっては「大変動」は収入状況がマイナスに転じる凶兆ですが、生活に困窮している人にとっては経済状態の好転を意味します。
「倒産」は、良い収入で良いポジションで働けている人には悪い変化ですが、ブラック企業で倒れる寸前の人には良い変化をもたらすでしょう。
大地震の夢は自分一人にとどまらない大変動を暗示しますが、自分自身や自分を取り巻く環境を変えていく絶好のチャンスが来るとも言えるのです。
ですから、大地震の夢をみたからといって、必要以上に恐れるのはやめましょう。確かに大きな変動はあるかもしれません。
しかし、せっかく予兆を受けたのですから、今の自分に必要なものは何なのか、大切な人は誰なのか、本当に求めるものは何なのか、この機会に考えてみてください。
そして本当に変動が訪れた時大切な物を見失わないように、腹をすえて心をしっかりと保ちましょう。
もし夢の中で地震が起きても楽しかったり幸せだったり心地よい感情を持っていたのであれば、現実に起きる大きな変動がどのようなものであれ、あなたの心を乱すことはありません。
大地震で助かる
大地震で助かる夢は吉夢です。あなたが大きな転換を迎え、その結果良い方向に向かっていく事を暗示しています。
大きなトラブルを暗示する夢ですから、あなた以外の人は苦しんでしまうかもしれません。でもあなたまで一緒になって悩み苦しむのはやめましょう。
情や付き合いで自分を苦しめてはなりません。
あなたが先にトラブルから抜け出す事で、渦中の人を救うことができるかもしれない事を忘れないでください。
あなたは大変動をチャンスととらえ、人生を好転させていく事ができるでしょう。
大地震で津波がやってくる
津波はすべてを洗いざらい失う事を意味しています。大地震で環境がガラリと変わってしまうだけではなく、全財産失うような事も起きるかもしれません。
人間関係が悪化したり、大切な人を失う可能性を示唆しています。
この夢も、あなたの状況や心境によって吉凶が定まる夢となります。
現状を変えたくない、ずっとこのままでいたいと願う人にとっては悪夢でしょうが、すべてを捨てて一から始めたいと思っている人や伸び悩んでいる人にとってはゼロからの再出発を意味する吉夢となります。
まとめ
大地震も津波も止める事のできない自然災害です。この夢をみた後、悪い事が起きるかもしれない。そう思っても対処できる事は少ないでしょう。
しかし、大きな力に押しつぶされそうになった時、本当の自分の力に気づくことができるのです。
大地震の夢を吉とするのも凶とするのもあなたの心次第である事を忘れずにいてください。